「ちょっと暮らし」してみませんか?

いやはや1年以上更新していませんね、この「ダイヤリー」。もはやダイヤリーとは呼べない状況になっておりますが、思い出したように更新してみます。今春は北海道初の国宝である中空土偶を見に函館方面へ行ったり、伊勢神宮には寄らない伊勢両行に行ったりもしたのですが、完全にアップするタイミングを逸したので、今回は最近動いているプロジェクトの一部をご紹介しようと思います。
こちらは北海道厚真町にある古家を改修し、町が募集する「ちょっと暮らし」用の住宅施設として整備するプロジェクトです。地震やコロナ禍の影響もあってしばらく利用募集は休止していたようですが、改修工事終了の暁には、厚真町への移住希望者を軸に施設利用希望者の募集が再開されると思いますので、田園生活やサーフィンがお好きな方などに、是非ご利用いただき、厚真町での生活を体験してもらえればと思います。予算の関係上、内装工事が主になると思いますが、既存建物の屋根形状を活かした気持ちの良い空間になると思いますので、お楽しみに!

This project involves renovating an old house and preparing it as a living experience residence for people interested in moving to Atsuma Town. Due to budgetary constraints, most of the work will be done inside the house. Atsuma Town is a recommended area for people who like rural life and surfing. We expect that applications will be accepted after the project is completed, so please feel free to use it!

北陸への旅

今さら夏休みの話しになりますが、福井、石川、富山、岐阜を巡る旅をしてきました(福井県は初めて)。若狭街道の熊川宿にはじまり、三方五湖、娘を連れての福井県立恐竜博物館(黒川紀章設計/一日では足りない高濃度の展示内容!)、永平寺などをめぐり、まだ訪ねていなかった谷口記念金沢建築館もちゃんとチェックして、高岡にある「能作」工場では親子ワークショップに参加。錫で自分用の箸置きを作製しました。
自身三度目の訪問となる五箇山では初めて相倉集落内にある合掌造り住居(築380年!)に宿泊させてもらい、祖母の家に泊まりに来たような居心地の良さに癒されてきました。観光客の居ない早朝の集落の美しさに感動!