‘aka’ カテゴリーのアーカイブ

アートな季節です。

2008 年 11 月 15 日 土曜日

2008年11月1日から11月30日まで地下鉄大通駅と東西線バスセンター駅をつなぐ地下通路で「500メートル美術館」なるものが開催されているのをご存知ですか。これは2005年から毎年行われている「札幌アートステージ」関連イベントのひとつで、札幌を代表するアーティスト18人と、公募による若手アーティスト200人の作品を500メートルの地下通路に展示し、期間限定美術館にしてしまおうというもの。この地下通路は僕らの事務所から近いこともあって、地下鉄利用時はもちろん、買出し(模型材料など)や打ち合わせ、会議など都心部に出る際はいつも歩いている場所です。

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この通路、いつもはとても長く感じるのですが、この期間中は違います。たくさんのエネルギッシュな作品を見ながら進むとあっという間に端部です。往復するとちょうど良い運動にもなります(笑)。

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出展アーチストの中には僕の知人もたくさんいます。月末までまだ時間がありますので、是非多くの方に見ていただきたいですね。
きっとエネルギーを貰えますから。

もうひとつ、アートステージと連動して開催中の「FIX・MIX・MAX!2」。こちらも見逃せません。北海道トリエンナーレの開催を目標に昨年から始まったこのアートイベント、かなり高品質です。

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僕らにも関連深い「ギャラリー門馬ANNEX」や「D&DEPARTMENT PROJECT BY 3KG」、「CAI」など複数の会場で12月初旬まで、世界で活躍する北海道ゆかりのアーチストたちの作品に触れることができます。会場やスケジュールに関してはFIX・MIX・MAX!2のサイトhttp://www.fixmixmax.com/2008/をチェックして下さい。

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初雪の山裾で

2008 年 11 月 5 日 水曜日

昨日いよいよ札幌にも初雪が降りました。僕が住んでいる南区は朝からかなりの降雪があり、あわててタイヤ交換しました。さて、手稲山山頂に昨日の雪が残るなか、手稲区で進んでいるU.E.D Project の工事は追い込みです。しばらく弊社スタッフmatによる旭川 HYM Project の報告ばかりが続いていましたが、大丈夫!他のProjectも動いています。

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手稲山のスキーコースが白いラインになっています
壁に張り付いているのは UED Project 担当スタッフ ″san″ 。

「石狩平野」を強く感じさせる広くて平らな分譲宅地が一面に展開している一角にこの住宅は建っています。こういう場所ですが「土地を購入するときはできるだけ特徴のある区画を狙いましょう」とクライアントと相談し、小川を挟んで造成される大きな公園に向かい合う区画を購入してもらいました。公園には小さな丘もできますし、小川は低く溝を切って流れています。小川に沿った遊歩道からさらに1メートルほど上がったレベルが敷地の地盤面です。そこからは手稲山(≒1024M)への眺望が保障されています。ここは広くて平らな分譲地のなかでかろうじて地形の変化を感じられる場所。そんな「地形・起伏」を建物の中にも取り込むとどんな家になるでしょうか。土手があるからそこに座る。くぼみがあるから寄りかかる。そんなことを考えながらつくっているU.E.D Project は今月下旬の竣工目指して急ピッチで工事が進んでいます。

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地面が隆起したような・・・曇天も似合います

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ギャラリートーク

2008 年 11 月 3 日 月曜日

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札幌デザインウィーク(SDW)最終日である11月3日、中央区の”ギャラリー創”にて「木の椅子展」参加クリエーターによるギャラリートークが開催されました。15人の作家のうち12人出席ということもあってか予想以上に多くの皆さんが会場に足を運んでくださいました。どうもありがとうございます。

isu1.jpg会場は大勢の人で一杯に

各作家がどんな思いでこの椅子を考え出したのか、それぞれのコメントを聞かせていただくと、建築家、木工家、デザイナーそれぞれの職能の違いや、それに伴うデザインプロセスの違い、その結果うまれるフォルムの違いなどが明確に見えてきて、バラエティー豊かな展覧会に一層深みが出たような気がします。この展覧会はSDW終了後も、11月10日まで札幌市中央区南9西6ギャラリー創にて開催されています。ぜひご覧下さい。

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制作風景

2008 年 11 月 1 日 土曜日

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先日「木の椅子展」出展用の家具作製をお願いした“DesignStudio Shimada”(当別町)の島田晶夫さん を訪ねました。工房は当別町にあるスウェーデンヒルズの街区内にあります。

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実は今回の「15人のクリエーターによる木の椅子展」の話をいただいた時は、「設計」から「制作」まで自分でやろうと考えていました。だからお付き合いのある建具屋さんに「機械使わせてください」なんてお願いしていたのですが、開催が近づくにつれいろいろなところから噂が…「みんな制作はプロにお願いしているらしいよ」。それに15人の中には5人の木工家も含まれていますから制作だけでなく家具の「設計」もプロですよね!考えが甘かった。あわてて僕もシフトチェンジしました。10月中旬、急遽島田さんに相談。 お忙しいなか僕が考えた椅子のスケッチとラフ図面を見ていただきました。さすがプロ、すぐに僕の考えを理解してくださり、具体的な制作方法などについて心地よいリズムでディスカッションが出来ました。そして結局、締め切り間近だというのに島田さんは快く制作を引き受けてくれることに…

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工房には、最終的な詳細打ち合わせに行ったのですが、結果的にほとんど邪魔をしていたかもしれません(笑)。それはさておき、この作業見学は楽しかった。感心させられたのは様々な機械・道具の使い方。単純な動きしかしない機械も、使い方を工夫すれば「あっ!」と驚く作業ができる。やっぱり機械は人間が上手に使うべきものだとあらためて思いました。 自分も含め最近、「気付くと機械に使われている」なんてことありませんか?今回の工房見学は短い時間でしたが、そんな自省のきっかけも含め有意義な時を過ごすことができました。島田さんに感謝です。ありがとうございました。 (aka)

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展覧会に行ってみましょう!!

2008 年 10 月 26 日 日曜日

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来る10月31日から11月9日まで、札幌エコデザインプロジェクト主催による 「SAPPOROエコデザイン展2008」が4丁目プラザ7階「4プラホール」にて開催されます。昨年から赤坂も審査員としてこの企画に参加させていただいているのですが、前回よりも応募作品数がグッと増えました。昨今の時勢もあり、今後このプロジェクトは益々盛り上がっていく予感です。展示会場ではプロフェッショナルな作品から庶民的で微笑ましい作品まで幅広い「エコデザイン」を楽しむことが出来ます。 

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さて、もうひとつ展示会のお知らせです。11月13日から11月15日まで札幌地下街オーロラタウンにて入賞作品展示会が開催される「北の住まい住宅設計コンペ」(北海道建築士事務所協会主催)。 「建築」のアイディアコンペです。こちらのコンペも昨年から審査員を務めさせていただいております。今回の課題は「ひろ~い家」。応募者の皆さんはこの課題をどう解釈してどんなひろ~い家を提案してきたのか。もちろん物理的に大きな家だけが「ひろ~い家」ではありませんよね。その点について興味深いいくつかの提案がありました。この機会にエコデザイン展と見比べてみるのも面白いかもしれませんね。 両展覧会ともどうぞご覧ください。

それにしても審査員って本当に難しい。いろいろな意味で自分の勉強にもなると信じ、僭越ながら務めさせていただいております! 感謝!

 追伸:先日、「News」欄にてお知らせしました「木の椅子展」も10月29日から11月10日まで開催します。どうぞお越しください。

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研修報告

2008 年 10 月 5 日 日曜日

先日研修のため北陸地方に行ってきました。北陸といっても飛行機の利便性から中部国際空港を利用し、名古屋経由で北上。金沢では21世紀美術館(SANAA設計)や茶屋街、そのほか富山の五箇山(合掌造り集落)などを見てきました。

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金沢21世紀美術館(妹島和世さん+西沢立衛さん(SANAA)設計)は2004年に完成した、いま世界的に注目されている美術館。何が注目されているかと言うと、そのデザインはもちろんのこと、人とアートの関わり方について、あるいはこれからの美術館のあり方として楽しくて新しいワクワクする提案がなされている点でしょう。(施設の概要に関しては美術館のHPhttp://www.kanazawa21.jp/を。) 表裏を持たない円形の建物に入り、集落のように点在する展示室間を自由に行き来すると、明るい中庭や広い通路状の空間など様々な建築的シーンを体験することが出来るので、展示されたアート作品だけでなく自らの行動(移動)さえも楽しめてしまう。 実際に訪れてみて、これまでの美術館にはない清々しい空気を感じることが出来ました。また、建物内には夜遅くまで人々が通り抜け出来る無料ゾーン(もちろんそこでもすばらしいアート作品を鑑賞することが出来ます)があったり、周辺の店舗などとリンクした文化的活動を行うなど、金沢全体をアートで刺激する「攻め」のエネルギーにも感心しました。こんな考えを持つたのしい美術館が増えればこれからの子供たちは変わるでしょうね。

さて、古都金沢といえば茶屋街や武家屋敷街でしょう。重ねられた歴史の厚み、街の深さという点では札幌生まれの僕はもう降参するしかありません。建物や道幅のスケール感、それらを構成する素材、音、光、香り・・・まさに谷崎潤一郎の「陰影礼賛」の世界。これは憧れの風景です。

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でも北海道人だからこそ敏感に感じ取れる「日本」ってありますよね。逆に言うと道外から来た人だけが感じ取る「北海道」というのもあるはず。その彼らが感じ取る「北海道」にも北海道の建築をより良くするヒントが多くひそんでいるのでしょうね。僕らはそれに気付ける感性を持っていたいものです。

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世界遺産でもある合掌造りの集落「五箇山」・「白川郷」にも寄ってきました。幸か不幸か世界遺産に登録されたことで、建物数が多く規模が大きい「白川郷」はすっかり観光地化されており、何か違和感が残りました。それに比べ「五箇山」は規模が小さいためどこか本来の集落の空気感が残っており、ほっとしました。なんとかこの雰囲気を維持していただきたいですね。それにしてもこの合掌造りの建物、正真正銘「理由があるデザイン」です。だから強い。説得力がある。美しい。 この「理由があるデザイン」という言葉、弊社の設計理念でもあります。
帰りの飛行機内では「本当に理由があるデザイン」をしているか心を引き締める赤坂でありました。

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出張報告

2008 年 9 月 12 日 金曜日

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先週末から火曜日まで、イベント参加、打ち合わせ、展覧会見学などのために横浜、東京に行ってきました。もちろん空き時間は建築チェックです。ここ最近は首都圏に行くたび比較的新しい建築を見て回ることが多かったのですが、今回は1960年代~70年代にかけて竣工した建物を中心にチェックし、「建築をしっかりとつくる」という当たり前の事を再確認。同時に「建築を通して社会への問題提起」を行った当時の建築家の熱いエネルギーを感じ、明日への活力にしようという”癒し系(?・笑)ひとりミニツアー”を企画してみました。

見学したのは p1000546.jpgp1000550.jpgp1000567.jpg・・・やp1000569.jpg…などなど。その他最近完成した建築も幾つかチェック。

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これまでは代々木体育館に行っても、いつもタイミングが悪く内部を見ることが出来なかったのですが、今回やっと第2体育館のみですが内部を体験することが出来ました。(会場では卓球の「愛ちゃん」も参加している関東圏内大学の対抗戦が行われていました。)

優れた構造とデザインの融合体そのものですね。

最終日は汐留の松下電工ミュージアムで開催中の「村野藤吾-建築とインテリア」展で締めくくり。見学した件数はそれほど多くなかったものの、「ほっ」とする建築を感じる出張でした。

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訂正。まだ夏でした。

2008 年 9 月 1 日 月曜日

先日、「もう秋ですね」なんてコメントしたらここ最近なんだか蒸し暑いですね。
前にもお話しましたが、僕らの事務所が入っているビルは築60年くらい。断熱されていないので休み明けの月曜は室内に熱気がこもっています。さすがに今日はエアコン稼動させてしまいました(もちろん設定温度は高めで)。

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事務所向かいのサッポロファクトリー前ではまだ夏の風物詩「ビアガーデン」やってます。この気温なら外でビール&ジンギスカンというのも、もうしばらく大丈夫かもしれませんね。

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オープンデスク

2008 年 8 月 29 日 金曜日

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まだ8月なのに最近の北海道はすっかり秋の風ですね。富士山にも8月9日に初冠雪があったそうで、1894年からの観測史上最速とのこと。

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とは言うものの、学生たちはまだまだ余裕で夏休み中です。
僕らのアトリエにも、オープンデスクで盆明けから2人の学生が来ています。
模型をつくってもらったり、図面や資料を整理してもらったりと、設計事務所の実務をいろいろと経験してもらっています。
夏休みに限らずですが、職場に若い学生たちが手伝いに来てくれると、どことなく事務所内に活気が出てくるというか
雰囲気が変わります。 

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 事務所が入居しているビルはおよそ築60年の物件ですから、敏感に外気温に影響を受ける。ですからここ最近の涼しさは非常にありがたいのです。さぁ!心地よいこの季節。仕事がはかどりそうですよ!

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時計台

2008 年 8 月 21 日 木曜日

お盆休み中、札幌出身のソプラノ歌手・岸田尚子さんの歌声を聴きに札幌時計台に行ってきました。久々に時計台の内部に入り贅沢な時間を過ごすことが出来ましたよ。

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実は岸田さん、声楽以外に建築の大学も卒業しており学生時代は僕が独立前に修行させてもらった中井仁実建築研究所に出入りしていました。卒業してからも東京の設計事務所で勉強していたのですが、「建築」と同じくらい打ち込んでいた「声楽」に絞って頑張ります!という話を聞いてからはや数年。現在はハンガリーの名門リスト音楽院の学生として歌声に磨きを掛けているとのこと。建築に限らず「頑張っている人」からはエネルギーをもらえますよね。もちろん歴史ある大時計からもエネルギーもらってきました!

岸田尚子ソプラノの夕べ
ソプラノ:岸田尚子 ピアノ:岩井沙織 2008年8月15日 札幌時計台ホール 

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