2010 年 9 月 1 日 のアーカイブ

オープンデスク2010夏

2010 年 9 月 1 日 水曜日

弊社スタッフmatからの報告にもありましたが、フランスから来ていたアーサー君は、先週帰国の途に着きました。普段は若干シャイな20歳の彼でしたが、建築の話しになるとスイッチが入ります。オープンデスクに来ていた1ヶ月間、何度か食事(日本の食べ物は結構お口に合ったようです)をしたり、札幌の街を案内したりしましたが、その食事中や移動中、街並みや建物の話しになると彼なりの考えをエネルギッシュな言葉で一生懸命語りはじめます。仕事中は黙々と作業を進め、自分のアイディアがあれば幾つかのネタ(図面やスケッチ、模型など)を用意して考えをしっかり熱く説明します。この主張が強くしっかりした辺り、受身が多い同世代の日本の学生との違いを感じました(実際彼は飛び級しているので20歳の日本の学生とは学年が違うのですが・・・)。

実際のところ僕自身も主張が強いタイプではない(?!)ので、いろいろと考えさせられるところもありました。

 office0901.jpg
さて、日本の学生も負けてはおりません。長い夏休みはまだ続いているわけで、今年もいろいろな学生がオープンデスクに参加してくれています。まずは模型です。小さいものは一人で。大きな模型は数人で協力し合いつくります。

dom1.jpg
スケール感がわからない写真ですが、北海道の東エリアにある街に建つ予定の某学生寮プロジェクト。1:30の模型。
僕とアーサーが配置計画などをまとめ、スタッフのtanを中心に学生達が手伝ってくれました。

dom3.jpg
部屋の間は室内街路のようになっており、敷地にある既存樹木を避けて折れ曲がっています。
家具や階段は学生達が作ってくれたものです。
dom2.jpg
そんな建物内部の街路(プロムナード)に学生達が集います。

そのほか、簡単な図面の手伝いや、書類作成、資料の取りまとめ、少し長く来てくれている学生は工事現場に連れて行ったり、タイミングが合えば既に完成している作品の内部を見てもらうチャンスもあります。

オープンデスクを受け入れているのは、僕も含めたスタッフが、日々の仕事に忙殺され忘れがちなチャレンジ精神や建築を楽しむこころを、学生と接することで常に持ち続けたいからです。(aka)