秋の天気
2010 年 9 月 25 日 土曜日先日、札幌市西区に建つ「タカマド・ノイエ」の撮影があった。

建築物の撮影は、天気と密接に関係する。晴れているから良いというものでもない。その建物の特徴や、設計意図などを他の人に写真を通して伝える為に、あえて曇りの日や、朝霧、雨で周辺が濡れている時など、様々な天候を利用する。いや、天候と言うよりむしろ天候の変化による「光」の変化を利用していると言って良いと思う。カメラは光を捉える装置なのだ。そういう意味で写真機と建築は、やはり似ている。
さて、その重要な光を変化させるのは時間と天気。しかしこの夏以降の天気はなかなか読めない。驚くほど天気予報を裏切ることも日常茶飯事。これを温暖化の影響などと言い括ってしまいたくはないが、今年の札幌の暑さや湿気を想い起すと、気付かぬうちに体がそれに同意し、頭は頷いていたりする。
「タカマド・ノイエ」撮影時も、晴れているのに小雨が降っていたり、敷地周辺エリアだけ濃いグレーの雲に覆われて急に日差しを失ったりと、とんと見当がつかない。
いよいよ朝晩が寒くなってきた。本格的な秋到来か。ただでさえ秋の空は変わりやすいと言うのに、まったく今年の天気は輪をかけて気まぐれである。用心。用心。
(aka)







