茶室
事後報告になってしまいますが、7月末から8月初旬にかけて、札幌市内の3つのギャラリー(ギャラリー門馬・ギャラリー創・CAI2 いずれも札幌市中央区)にて「試みの茶事~EZO茶会」というイベントが開催されました。このイベントは「ものつくりの視点で茶会を創る」をコンセプトに、美濃の陶芸家を中心に2007年京都で始まり、その後も2008、2009年と続いて開催されてきた、形式にとらわれない先進的な茶会です。
今年は京都、美農の陶芸家の協力のもと北海道の陶芸家や美術家も参加し、初めて札幌で開催されました。

赤坂はギャラリー門馬に設置された1週間限りの茶室の設えと会場構成をさせていただきました。メインの茶室はギャラリーの創設者・門馬よ宇子さんが昔使っていた蚊帳をアレンジしたもの。ステンレスワイヤーを使って宙に浮かせているのですが、蚊帳の裾がもともとブルーに染まっていたので、ギャラリーの床を池に見立てて、藍色の織物(ギャラリースタッフ本間さんのお母様作)を敷き詰めました。蚊帳の裾が少しだけ床に触れ、藍色の水を吸い上げています。そのほか「床の間」などに見立てた小屋型の蚊帳は札幌在住のアーティスト長谷川雅志氏によるもの。華は、かの清水さくらさん、花器は藤沢レオさんです。
会期中の薄茶会には多くの方が来て下さいました。この場を借りて御礼申し上げます。

良く見ると蚊帳の中でお茶会が行われています
蚊帳の天井はワッフルのようです

亡き門馬よ宇子さんの作品と共演

もちろん蚊帳の設置は、現在オープンデスクに参加しているフランスの学生、アーサー君も手伝ってくれました。
彼は今月末にフランスに戻ってしまいますが、お盆明けから、夏休み只中の学生達が入れ替わり事務所に来てくれています。
彼らの仕事っぷりはまた後日ご紹介いたします。(aka)