色の数
2010 年 6 月 11 日 金曜日先日、あるプロジェクトに関わる調査のため札幌市中央区・円山動物園横を流れる「円山川」を源流近くまで登ってきました。
この写真の場所もまぎれもなく190万人都市札幌の中央区です。
コンクリート製の砂防ダムが数多く設置されているものの、恐らく周辺の森は、札幌の開拓時にもほとんど人の手が入っていないと思われます(ちなみに、すぐ近くの藻岩山を覆う森林は原始の姿に近い天然林で、531メートルの小さな山にも関わらず極めて樹種が豊富ということが評価され、大正10年(1921)、北海道初の天然記念物に指定されています)。

真ん中を流れる小さな沢が「円山川」のはじまりです。
ここで感じたのはひとくくり「みどり」いう言葉では表現できない「みどり色」の多様さ。
つい先日まで雪に覆われ色も無く、枯れ枝だけであったろうこの場所に、一斉にみどりが芽吹く瑞々しい光景は長い冬がある北海道ならではの美しさです。
世界で最も多く色の名称を持つのは日本人だと言われていますが、この微妙な色の違いを言葉にし、その色の名に心の抑揚や精神、哲学までをも重ね合わせ、歌などとして表現した繊細な先人に感謝・感動。
(aka)













