お茶会

昨日、札幌市中央区の中島公園内にある国の重要文化財「八窓庵」(小堀遠州設計と言われている)にて行われた札幌市主催のお茶会に参加してきました。実は、茶道の精神・美意識・哲学のようなものを自身の設計・発想に活用したい(ストレートに和風デザインを学ぶというような考えではなく)と思い、2年ほど前から「遠州流」の茶道塾に通っておりました。もちろん到底本来の目標を満足できるラインには達していないのですが(現状、私は自身で御点前するよりもお菓子とお茶をご馳走になるのが専門です)、なにせ茶会の開催場所が「八窓庵(大正8年/1919年に滋賀県の舎那院境内から札幌に移築)」ということだったので、塾生仲間と共に、はじめてお客様を迎えての茶会にチャレンジしたというわけです(もちろん私は亭主ではなく、お運び役として参加)。
水屋から八窓庵を見る
正確には八窓庵=重要文化財ということで使用できない為、水屋を介し八窓庵と連結されている「三分庵」(1919年竣工)にての茶会だったのですが、いずれにしても普段は外観のみしか見学できない建築なので内部空間を体験できただけでも幸運です。余裕のないなか、影点ての準備をしながら水屋越しに見た八窓庵のデザインには感服しました。約2畳半しかない部屋が倍以上の広さに見えるんです。窓の数や、大きさ、天井高などスケール感の操作が正に巧み(小堀遠州は日本のダヴィンチとも言われる)。めったにできない体験・感動を頂いた充実の一日でした。

八窓庵内部(竣工年は不明だが360年以上前の建物だと言われている)
(aka)