夏ですね
6月に入ってから、とにかくぐずついた日が多かった札幌ですが、今週はやっと北海道らしい清々しい天気に恵まれました。
matのブログ(4/28)と同じアングルで。
今日は北海道カラーユニバーサルデザイン機構(北海道CUDO)の集まりに出席するため大通公園を横切りました。花フェスタやかき氷ワゴン、そして大通公園名物の「とうきび」ワゴンに人が集まる景色を見ると、平和を感じます。

さてここで、前述のカラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)のお話を少し。
日本人男性の20人に一人は色弱だと言われています(もちろん女性にも色弱の方はいますが遺伝の関係で男性のほうが多いらしい)。しかしながら我々が普段生活している場面では、そうした方々に配慮した色の使い方、デザインがほとんどなされていないというのが現状です。例えば地下鉄などの路線図。色分けされた線が何本も交差したり拡がったりしていますよね。東京の路線図みたいに本数が増えると一般の色覚を持った人でも分かりにくいと感じたことも多いはず。もしこれが単純な色の線ではなく、点線や鎖線も併用した色の線だったらどうでしょう。判別が容易になること間違いなし。これは色弱の人だけでなく、一般色覚の人々にもやさしいデザインだと言えるでしょう。これがカラーユニバーサルの考えです。とは言うものの、このあたりの話、実は僕も最近勉強を始めたばかりなんです(昨秋、北海道CUDOのセミナーでお話をさせて頂いたのをきっかけに)。僕らのウェブサイトでもカラーユニバーサルの考えは実践されていません。
そんな中、今日の北海道CUDOの集まりに出席させていただいて驚いたのは、未来を担う子供達が使っている教科書に、カラーユニバーサルの考えが全くと言って良いほど取り込まれていないないという現状報告でした。「企業イメージの構築」や、「購買ターゲットの絞込み」などいやらしい大人の世界に全く関係のない、本来平等に学ぶチャンスが与えられるはずの子供達にる「見栄え」の為の色デザインなんて必要ないはず。各学校でもかなり多くの人数であろう色弱の子供達に全く配慮されていない。
僕らが子供の頃の教科書は白黒印刷でしたよね。だから円グラフも点や線による模様でつくられていたのでしょう。そうするしかないですものね。
でも今の教科書は多色刷りなんですね。フルカラーです。グラフや図は安易な色分けでつくられている印象でした。しかもかなりあいまいな淡色で。色弱の子供達には分からないはず。
僕にできることは少ないのでしょうが、でも「何かやらなくては!」と強く考えさせられる集まりでした。(aka)
NPO法人 北海道カラーユニバーサルデザイン機構のウェブサイト
http://www.color.or.jp/necessity.html