事後報告(青森編)

事後報告になってしまいますが、先週2008年11月22日(土)から3日間、ASJ(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン)主催によるイベント参加のため青森に行ってきました。会場は青木淳さん設計の「青森県立美術館」。 丸山三内遺跡のすぐそばに建つこの美術館は、ちょうど僕が独立した頃に行われたコンペで最優秀賞に選ばれた案です。

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県立青森美術館:すっかり冬景色。札幌よりも雪が多く積もっていました。

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館内でのASJイベント風景:あいにくの空模様でしたが多くの方が来てくださいました。

青森は何度か訪れているのですが、まだ見ていない建築も多く、イベント終了後レンタカーを借りて県内の建築をいくつか見て廻りました。まずは安藤さん設計の芸術センター。大きな樹木に囲われたすばらしいロケーションの中に、シンプルな幾何学形態、水やコンクリートなどの素材の扱い、アプローチなど安藤さんらしい建築が佇んでいて清々しい雰囲気が楽しめるのですが、それよりここで感動したのはアーチスト・イン・レジデンスで滞在中のアーティスト「カン・イング」氏(韓国・KANG In-Goo)の作品です。施設周辺にあった小石と針金を使った作品なのですが、これは本当に僕の心に響きました。思わず声が出て、かなり長い時間そこから離れることができませんでした。感動。
ando.jpg展示棟

p1000946.jpgアトリエ棟

さてその後、八甲田山を越えて西沢さん設計の十和田市現代美術館へ。北海道の広い道に慣れた僕には本州の狭い道の峠越え(しかも冬季)は結構辛い。今回は幸い日差しが時々出ていて助かりました。写真は峠のブナ林です。ブナは北海道南部が北限ですから、札幌では見ることができません。美しいですね。 
p1000958.jpg車中から(matの車窓シリーズではありません。)

十和田美術館の周辺だけが多くの人でにぎわっていました。ほとんどが観光客かと思いながら周辺の会話を聞いてみると意外と地元の方が多い。この美術館が地元の人たちに「美術ってそんな難しいこと考えなくても楽しめるんだよ」と語りかけているようで、子供達や老人が美術を楽しむきっかけになっているのを実感しました。そんな飾らない等身大の人々にスッと寄り添うような心地よいスケール感にも共感。
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夕方、空港に向かう直前に立ち寄ったのは池原さん設計の青い森アリーナ。もう空はすっかり暗くなってしまって外部全体像はよくわかりませんでしたが、池原ディテールは健在。建物全体を支える構造部材やアプローチ庇などの大きなスケールから、家具や手すりなどの小さなスケールまで、それぞれのサイズにあったディテールがバランスよく組み合わされているあたりは流石。
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アリーナ天井のストラクチャはかなり迫力がありました。

青森でお話させていただいた方々は皆さんとても良い方ばかりで、これまた感激しました(ホント)。是非ここで仕事をしたいですね。青森の皆さん、連絡お待ちしております!

(aka)

 

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