まったく、これは日記ではない!/What's Diary?!

何年ぶりの書き込みなんでしょうか。Aka's Diaryと題したこのページですが、全く日記と呼べるものではありません。何せ、ほぼ3年ぶりですからね…。FaceBookを含め、書き込みが滞っているのには、いろいろと理由があるような無いような状況なのですが、あまりにも発信が少ない為、先日友人から「体調わるいの?大丈夫?」という内容の電話をもらい「こりゃマズイ」ということで、今書き込みをしているところです。同じことが事務所にも言えて、ウェブサイトをつくっておきながら、あまりに更新が少ないと「仕事、大丈夫?」というありがたい心配を掛けてしまいますよね。だから今日から頑張ります。毎日、いや週1回、いやいや最低でも月1回は頑張ろうと思います。
AKA Diary is not a diary. Because this sentence is written for the first time in three years. A friend of mine called me yesterday. "Is your physical condition okay?"
Because there are too few updates of this Website and SNS.
So from now on, this article will be updated at least once a month, Maybe...

久々なので、今動いている現場から、ここ数年竣工した建物まで、サーッとご紹介させていただきます。後日正式に写真撮影した後、出来るだけ早くworksにアップさせていただきますので、そちらのページもチェックお願いします。

先ずはこちらの写真。北海道の北部にある留萌地方にて住宅のプロジェクトが進行中で、その打合せ帰りに撮った沿道の風景です。札幌からは車で日本海沿いを北上し現場に向かうのですが、とにかく夕日が美しい!素人が撮ってもこの美しさです。海沿いには冬の海風を防ぐ「垣」などと呼ばれる風除けの塀が続いており、夕日と相まって美しい風景を形成しています。
天売島に多く生息するウミガラスにちなんで「オロロンライン」と呼ばれるこの国道は、道外から車でいらっしゃる方には超お薦めのドライブコースです!
Housing projects are in progress in the northern part of Hokkaido. This picture is the roadside scenery we took on the way back to Sapporo. The sunset seen from the national road along the Japan Sea is special! A wind fence wall along the sea creates a beautiful landscape with the sunset.
This road called "Orolon Line" is the drive course I recommend!
 

haboro.JPG

 

 

さて、次は札幌から車で2時間程度の距離にある胆振地方で進行中の2つのプロジェクトを紹介します。
ひとつはある町の郊外に建つ住宅で、もうすぐ工事が終了します。数十年前に売り出された分譲地で、敷地面積が広く、住棟間隔も大きい為、地域全体にゆっくりとした時間が流れているような場所です。地面に近い場所を流れるこの空気感を享受すべく、大きな屋根の下に複数のボックスがズレを持って並ぶ平屋を提案しました。ボックス内のコンパクトな空間と、ボックス間にできるひと続きの大きな空間という表情の異なる場を内包する住まいです。
Well, next, I will introduce two projects in progress in the IBURI region located about 2 hours by car from Sapporo. One is a one-story house, construction will finish in a few days. It is a configuration where multiple boxes are lined with a gap under a big roof. It is a house that encompasses different places of expression with a compact space inside the box and a series of large spaces that can be created between the boxes.

DSC00346.JPG

 

 

もうひとつは胆振地方にある工業団地と住宅街の境界に建つ某建設会社の本社屋です。こちらは現在見積もりに向けた図面を作成中で、大きな模型やパースを囲んで毎日スタッフと喧々諤々やっております。敷地が大きいので、それを含め地域住民に解放された公園施設のような建物を目指しています。
年内は敷地内の高低差を調整したり一部の草木を除去する工事を行う予定です。
The other is a headquarter of a construction company built at the boundary between industrial area and residential area. This site is so big that we aim to be a building like a park facility where the buildings and the ground were released to local residents.
We plan to adjust the height of the site within the year and remove some plants.

 準工業地域にあるとても大きな敷地です。空が広い!

準工業地域にあるとても大きな敷地です。空が広い!

 職場に来るのが楽しみになるような建物を目指しています。

職場に来るのが楽しみになるような建物を目指しています。

もうひとつ、現在工事が進んでいるのは札幌市西区に建つ歯科医院です。10月のオープン目指して急ピッチで現場が動いています。保育士さんが常駐する託児スペースも併設し、小さなお子さんを持つ患者さんや、勤務する歯科衛生士さんが働き続けられる環境づくりを目指しています。
And another thing that is currently under construction is a dental clinic in Nishi-ku, Sapporo. It is being constructed to open in October. A fulfilling nursery space in the clinic makes a good environment for patients with small children, and dental hygienists with children working for this clinic.

heiwaD.JPG
DSC06076.JPG

最も最近竣工したのは札幌市に建つ曲面の壁を持った住宅です。一方通行の前面道路から敷地内に出入りする自家用車の動きを基に、プランや建物形状を導き出しています。年内には正式な写真撮影を終了させ、このサイトにアップする予定です。
The most recent completion is a House with Curved Wall in Sapporo city. The plan and shape were determined by the movement of the car in and out of the garage from the one way road. Pictures will be taken within the year and will be uploaded to this site.

otk2.JPG

 

次は昨年2月、ニセコエリアに竣工した「GENTEM STICK Showroom&Gallery」。
http://www.gentemstick.com/

海外からも注目されるスノーボード界のカリスマ的存在である玉井太郎氏がプロデュースするスノーボードが購入できるショップです。試乗も可能で、ボードのほか、GENTEMのグッズ等も揃っています。2階にはカフェがあり、その奥には玉井氏が撮影した写真作品が並ぶギャラリーが併設されています。大量生産品とは違う「作品」レベルのスノーボードを是非ご覧ください。

8月に建物の撮影を予定していますので、秋頃には弊社のwebsiteにて詳しくご紹介できると思います。

The next is "GENTEM STICK Showroom & Gallery" which was completed in Niseko area last February.
Here, people are gathering from all over the world in search of a special snowboard.
It's a shop where snowboard produced by Taro Tamai, a charismatic presence of the snowboard world, can be purchased. It is also possible to test drive here, in addition to boards, GENTEM goods etc. are also available. There is a cafe on the second floor, and a gallery with photographic works taken by Mr. Tamai lined up. Please see the snowboard as a "works" different from mass-produced items.  Since we plan to shoot the building in August, I think that we can introduce it in detail on our website around autumn.

180823-56.jpg

 

次の写真は、一昨年の秋に札幌・藻岩山の西側に竣工した住宅です。スキーを生業とするご主人の為に、1階の大部分が土間空間となっており、トレーニングやチューンナップはもちろん、関係者を招いてのセミナーや上映会などの開催も可能です。そうした活動が近隣から垣間見れるよう土間には大きな窓が並んでおり、発信の場として機能することが期待されています。
The next picture is a house completed in autumn two years ago. For the owner who has work concerning skiing, most of the first floor is the hall, and it is possible to hold small seminars and video screening as well as training and tune-ups. Large windows are lined up on the hall so that such activities are able to caught by the neighborhood, and it is expected to function as a place of transmission.

yosM.JPG

 

次にご紹介するのは昨年11月に竣工した住宅です。2階リビングからは札幌の中心部が望めます。三角形状の敷地に「風致地区」の制限がかかっており、ほぼオートマチックに形や位置が決まってくるという興味深いプロジェクトでした。こちらも近々撮影を予定していますので、秋頃にはworksにアップできると思います。
Next we will introduce the house completed in November last year. You can see the center of Sapporo from the 2nd floor living room. It is an interesting project whose shape and position are inevitably determined by the site shape and legal lines. Since we are planning to shoot soon, I think that it can be uploaded to works Page around autumn.
 

IMG_1519.JPG

下の写真も昨秋完成した札幌市東区にある住宅です。室内の中心に、外的な場を引き込むような空間構成としています。こちらも近々撮影予定。
The photo below is also a house in Sapporo city which was completed last autumn. In the center of the house, it has a space composition that draws in an external field. We are planning to photo shoot it soon.

 写っているのは現場監督の柴田さん。クライアントは若いご夫婦です!

写っているのは現場監督の柴田さん。クライアントは若いご夫婦です!

一方こちらは住宅ではなく、昨年春に竣工した星野リゾート・トマムのパートナー寮と管理棟。 諸事情により設計から竣工までかなり短い時間でのプロジェクトでしたが、合理的なH型の平面を持つ2棟と、浴室や食堂のある管理棟が外部の雁木型通路で繋がる配置を提案させていただきました。ここは400人近いパートナーの方々が利用しています。On the other hand, this is not a house but a partner's dormitory and management building of Hoshino Resort Tomamu, completed in spring last year. This is used by people of nearly 400.

DSC08389.JPG

そしてこちらは昨秋竣工した星野リゾート・トマムの社員寮です。諸条件から2階建ての軽量鉄骨造としています。敷地周辺がカラマツに囲まれており、各室の窓から季節ごとの美しい風景が望めます。外壁は周辺の景色に溶け込むような色の組み合わせとしました。100人近くの方々が利用しています。And here is the employee dormitory of Hoshino Resort Tomamu, completed last autumn. From the window of each room, they can see the beautiful scenery of each season. The outer wall was a combination of colors that blended into the surrounding scenery. Nearly 100 people are using it.

DSC08920.JPG

このほか、幾つかのショップのインテリア設計などにも関わらせていただきましたが、先ずは建築物として進行中、あるいは完成したプロジェクトをご紹介いたしました。こうしてここ数年を振り返ってみると、いかに更新が滞っていたのかが良く分かりますね。今後は出来るだけライブ感を持って更新してきたいと思っておりますので、みなさんどうか時々チェックしてみて下さい!First of all, we introduced a project that is in progress or completed as an architecture. Looking back over the last few years in this way, I can see how the updates were stalled. Since I think that I'd like to update with the live feeling as much as possible in the future, please check every once in a while!

北陸への旅/Small trip to Hokuriku

Assemblies of JIA "The Japan Institute of Architects" of the whole country were held in Kanazawa-city. So, I saw architecture of Toyama and Ishikawa before the meeting. The topic that was the most interesting for me was a story about the mountain worship of Mt.Tateyama. It is the history of "Japan" which I cannot experience in Hokkaido where I live in.
金沢市で開催された日本建築家協会(JIA)全国大会への参加に合わせ、富山県、石川県周辺の建築を見てきました。北陸への旅は2度目ですが、北海道とは歴史や気候風土が全く異なる場所ですから、何度行っても新鮮な体験ができます。なかでも興味深かったのは立山の山岳信仰についての話。日本昔話のような風景の中で、つい150年ほど前まで熱心に行われていた巡礼の旅の跡に、北海道では体験できない「日本」を感じました。

  女人禁制だった立山へ登る代わりに、女性たちはこの布橋を渡り極楽往生を願う。あの世とこの世の架け橋とされ、煩悩と同じ  108  枚の板が並ぶ。

女人禁制だった立山へ登る代わりに、女性たちはこの布橋を渡り極楽往生を願う。あの世とこの世の架け橋とされ、煩悩と同じ108枚の板が並ぶ。

 1820年建築の宿坊「教算坊」から庭を望む。ここから立山での修行に向かう、いわばベースキャンプ的な存在。

1820年建築の宿坊「教算坊」から庭を望む。ここから立山での修行に向かう、いわばベースキャンプ的な存在。

On the occasion of such a trip, I should go round the places where the history and customs are felt.
 These mountain scenery reminds me of "Forgotten Japanese" written by Tsuneichi Miyamoto. So, my imagination is stimulated.
やはりこうした小旅行では歴史や風俗を感じられる場所を巡るのが良いですね。
山間の風景を見ていると宮本常一の「忘れられた日本人」を思い出し、想像力が刺激されます。

 世界遺産「五箇山」の菅沼集落。9戸しかない合掌造り家屋が、親しみあるスケールの集落を形成している。 世界遺産に登録された合掌造り集落のうち、個人的にはここが最も好きな集落。何度来ても気持ちが落ち着く場所。雨降りの風景もよし。

世界遺産「五箇山」の菅沼集落。9戸しかない合掌造り家屋が、親しみあるスケールの集落を形成している。
世界遺産に登録された合掌造り集落のうち、個人的にはここが最も好きな集落。何度来ても気持ちが落ち着く場所。雨降りの風景もよし。

 今回初めて訪れた「相倉集落」。こちらは23棟の合掌造り家屋が現存しており、一部は宿泊可能。冬に訪れてみたい。

今回初めて訪れた「相倉集落」。こちらは23棟の合掌造り家屋が現存しており、一部は宿泊可能。冬に訪れてみたい。

 金沢のひがし茶屋街に1820年に建てられた茶屋「志摩」。 旦那衆の笑い声と琴、三弦の音色が聞こえてきそう。国の重要文化財に指定されている。

金沢のひがし茶屋街に1820年に建てられた茶屋「志摩」。 旦那衆の笑い声と琴、三弦の音色が聞こえてきそう。国の重要文化財に指定されている。

敷地調査 Site investigation 

The site investigation for restaurant and house was carried out at the edge of a town in East Hokkaido. There were transparent light and air in the forest ! This project will be completed at the end of  this autumn.
北海道東部にある町で、店舗併用住宅のプロジェクトが進んでいます。冬の敷地には透き通った空気と光が満ち溢れていました。皆さんが絶対に行きたくなる「美味しい」お店は、秋の終わりに完成予定です。

竣工報告

The house project which was behind in construction was completed last week.
The view to the town and the view to the forest, the light from the outside and the light from inside, firm material and soft material… It has the composition which made two elements contrast.


職人さんの不足で工事が遅れていた札幌・藻岩山山麓の住宅がようやく竣工しました。

都市と自然の境界に建つ小屋です。


階段室を中心に、街の風景と森の風景、内向と外向、明と暗 ・・・などを対比的に配置した空間構成となっています。
詳しくは後日worksにて。
(しばらくworksに作品が追加されておりませんでしたが、この春まとめてアップする予定です。もう暫くお待ちください!)
(aka)